コンテンツ管理(大げさ)には、Eagleを使う事方向とします。
従来のやり方
- 日々撮影したデータを撮影日付のフォルダー名で一旦保存
- カテゴリー別で更に分類
- RAW画像処理
従来のやりかたでの問題点
- RAW以外の処理されたデータの履歴が、不明確
- 分類が適当なので、同様なデータがあると探す手間がかかる
- メモ等が別なので、再度確認する必要がある
- 撮って一度見ただけで放置されている画像データがあり、それがコンピュータリソースを使用し続けており、結果としてコンピュータリソース及び人間(主に自分)の手間や時間を使う事となる。
理想とする姿
デジカメ(PENTAX KP/PENTAX Q)で撮った画像を処理し、最終的に現像する所までスムーズに処理したい。今回は画像管理としているが、やりたい事は画像・映像等のコンテンツ管理とそのライフサイクル管理である(ちょっと大げさ)
使用環境
x86互換CPUと搭載したWindows10(残念ながWindows11にはなれない模様)
処理の流れ
管理
- バックアップ作成
- コンテンツ(画像、映像、メモ、他のファイルとその関連を示す情報、履歴)
- 障害時の復旧方法
確認したソフトウエアとそのメモ
Luminar等のRAW編集ソフトではラベル(3-5の色による)、星5つまでの評価、フラグ評価等は基本あるのでその事に関しては省略する
Tiat
- 多量のデータをインポート中にインポート自体が止まるという事象に何度かでくわした。
- 処理済みのデータ数は表示されているが、そこで停止したのかその先まで進んでいたのかはわからなかった。
-
ユーザーインターフェイスはシンプル
Corel AfterShot
- キーワード設定や管理機能あり。
- PENTAX Qの画像(DNG,JPEG)は表示されるが、PureRAWでの処理データ(DNG形式)はサムネイル表示されなかった。10年程前の別なEOSのデータのカメラモデルが出てこなかった。
- キーワード等を作成すると同じパスにメタデータのファイルが生成される。
- 割と高速
- 外部エディタを呼びさせるが、TIFF形式っぽい。
Eagle
- タグやメモを設定できるし。
- PENTAX Qの画像やPureRAWの処理画像や10年程前の別なEOSのデータも表示される。
- TIF形式の画像のサムネイルの側は表示されるが、サムネイルの画像が表示されたりされなかったり。
- サムネイル画像上のプルダウンから外部のアプリを呼びさせる。RAWファイルでのPureRAW呼び出しデノイズ、その先のLuminarの呼び出しまで確認した。データはEagleのディレクリ内にPureRAWから出力された。LuminarNEOの呼び出しもできた。
結果
EOSのデータやPureRAWのデータが表示でき、今使っているPureRAWやLuminarとの連携に問題が少なそうという事で、Eagleを使う方針としました。
Eagleにインポートしたデータ量は約1.9TBで、Windows10でログイン後起動には数秒かかります。パフォーマンス等の問題はなく、せいせいと動いています。
Eagleに気にいっている点
- Eagleのフォルダの色やアイコンを自由に変えられる。上の画像ファイルは私の設定したものですが、黄色は撮影対象が夕日や朝日が場合に使っています。
- Eagleのフォルダは仮想フォルダ(という理解)。Windowsのフォルダごと、Eagleのフォルダにインポートできますが、このEagleのフォルダはEagle上のフォルダであり、Windowsのフォルダではないという理解です(間違っているかもしれません。)何故ならライブラリのフォルダ以下には、フォルダらしきものがないから。
- 大量のデータを処理する時のおせっかい。大量とは言っても、200位を選択すると注意して続行してください というメッセージが出ます。
- 大量にデータをインポートする時には、プログレスバーと時間が出ます。
- ヘルプ(はじめに 1:ライブラリとユーザーインターフェース - ヘルプセンター | Eagle)は分かりやすい。全部見るのにそれほど時間はかからない。こちらは日本語。Youtubeには、音声は英語で字幕は日本語の別画像(Overview of Library and Interface | Getting Started with Eagle (1/7) - YouTube)もあり。
- Firefox/Google Chromeの拡張機能が使えるので、ブラウザ上から画像取得等の操作が可能。
残った問題
- バックアップの作成 バックアップ用HDDには、1.9TBまるまる入るHDDのエリアと、作成には時間はかかりそうなので考えます。