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て~げ~の写真の戯言とメモ

Eagleへのお試し移行に関するメモ

コンテンツ管理(大げさ)には、f:id:GWTL:20220402211434p:plainEagleを使う事方向とします。

従来のやり方

  1. 日々撮影したデータを撮影日付のフォルダー名で一旦保存
  2. カテゴリー別で更に分類
  3. RAW画像処理

従来のやりかたでの問題点

  • RAW以外の処理されたデータの履歴が、不明確
  • 分類が適当なので、同様なデータがあると探す手間がかかる
  • メモ等が別なので、再度確認する必要がある
  • 撮って一度見ただけで放置されている画像データがあり、それがコンピュータリソースを使用し続けており、結果としてコンピュータリソース及び人間(主に自分)の手間や時間を使う事となる。

理想とする姿

デジカメ(PENTAX KP/PENTAX Q)で撮った画像を処理し、最終的に現像する所までスムーズに処理したい。今回は画像管理としているが、やりたい事は画像・映像等のコンテンツ管理とそのライフサイクル管理である(ちょっと大げさ)

使用環境

x86互換CPUと搭載したWindows10(残念ながWindows11にはなれない模様)

処理の流れ
  • メモリカードからのPCへの読み込み
  • コンテンツ管理ソフトで管理
  • PureRAWでのデノイズ→現像ソフトでの処理→JPEG等へのエクスポート
管理
  • バックアップ作成
  • コンテンツ(画像、映像、メモ、他のファイルとその関連を示す情報、履歴)
  • 障害時の復旧方法


確認したソフトウエアとそのメモ


Luminar等のRAW編集ソフトではラベル(3-5の色による)、星5つまでの評価、フラグ評価等は基本あるのでその事に関しては省略する

Tiat

  • 多量のデータをインポート中にインポート自体が止まるという事象に何度かでくわした。
  • 処理済みのデータ数は表示されているが、そこで停止したのかその先まで進んでいたのかはわからなかった。
  • ユーザーインターフェイスはシンプル

Corel AfterShot

  • キーワード設定や管理機能あり。
  • PENTAX Qの画像(DNG,JPEG)は表示されるが、PureRAWでの処理データ(DNG形式)はサムネイル表示されなかった。10年程前の別なEOSのデータのカメラモデルが出てこなかった。
  • キーワード等を作成すると同じパスにメタデータのファイルが生成される。
  • 割と高速
  • 外部エディタを呼びさせるが、TIFF形式っぽい。

Eagle

  • タグやメモを設定できるし。
  • PENTAX Qの画像やPureRAWの処理画像や10年程前の別なEOSのデータも表示される。
  • TIF形式の画像のサムネイルの側は表示されるが、サムネイルの画像が表示されたりされなかったり。
  • サムネイル画像上のプルダウンから外部のアプリを呼びさせる。RAWファイルでのPureRAW呼び出しデノイズ、その先のLuminarの呼び出しまで確認した。データはEagleのディレクリ内にPureRAWから出力された。LuminarNEOの呼び出しもできた。

結果

EOSのデータやPureRAWのデータが表示でき、今使っているPureRAWLuminarとの連携に問題が少なそうという事で、Eagleを使う方針としました。

Eagleにインポートしたデータ量は約1.9TBで、Windows10でログイン後起動には数秒かかります。パフォーマンス等の問題はなく、せいせいと動いています。

Eagleに気にいっている点

f:id:GWTL:20220402192452p:plain

  • Eagleのフォルダの色やアイコンを自由に変えられる。上の画像ファイルは私の設定したものですが、黄色は撮影対象が夕日や朝日が場合に使っています。
  • Eagleのフォルダは仮想フォルダ(という理解)。Windowsのフォルダごと、Eagleのフォルダにインポートできますが、このEagleのフォルダはEagle上のフォルダであり、Windowsのフォルダではないという理解です(間違っているかもしれません。)何故ならライブラリのフォルダ以下には、フォルダらしきものがないから。
  • 大量のデータを処理する時のおせっかい。大量とは言っても、200位を選択すると注意して続行してください というメッセージが出ます。
  • 大量にデータをインポートする時には、プログレスバーと時間が出ます。
  • ヘルプ(はじめに 1:ライブラリとユーザーインターフェース - ヘルプセンター | Eagle)は分かりやすい。全部見るのにそれほど時間はかからない。こちらは日本語。Youtubeには、音声は英語で字幕は日本語の別画像(Overview of Library and Interface | Getting Started with Eagle (1/7) - YouTube)もあり。
  • Firefox/Google Chrome拡張機能が使えるので、ブラウザ上から画像取得等の操作が可能。

 

残った問題

  • バックアップの作成 バックアップ用HDDには、1.9TBまるまる入るHDDのエリアと、作成には時間はかかりそうなので考えます。